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2026年10月9日(金)1分で読める

理科(化学かがく)入試に出るかも ★★★

1ノーベル化学かがく賞に日本の硤合憲三そあいけんそうさん

3行でいうと
  • 東京理科大学の名誉教授めいよきょうじゅ、硤合憲三そあいけんそうさんがノーベル化学かがく賞に選ばれた。
  • フランスのアンリ・カガンさんとの共同受賞きょうどうじゅしょう。
  • 日本の研究者けんきゅうしゃの化学かがく賞は、去年の北川進さんに続き2年連続。
分子ぶんしの「右手・左手」と、硤合そあいさんの反応のイメージ図

物の材料になる分子ぶんしには、右手と左手のように、鏡かがみにうつした関係なのに重かさならない2つの形を持つものがあります。ふつうに薬品やくひんをつくると、右の形と左の形がほぼ半分ずつできてしまいます。

硤合そあいさんは1995年、できた分子ぶんしが、自分と同じ形の分子ぶんしを増やす手助てだすけをする反応(不斉自己触媒反応ふせいじこしょくばいはんのう、通称つうしょう「硤合そあい反応」)を発表はっぴょうしました。カガンさんは、片方の形を思ったよりずっと多くつくれる現象げんしょうを見つけた人です。2人の研究は、ほしい形だけを効率こうりつよくつくる技術や、「生き物の体はなぜ片方の形ばかりなのか」というなぞの解明かいめいにつながっています。

ちなみに硤合そあいさんは1950年、広島県生まれ。ノーベル賞の授賞式じゅしょうしきは毎年12月10日、ノーベルの命日めいにちに行われます。

おぼえておきたい言葉ことば

  • ノーベル賞:ダイナマイトを発明したノーベルの遺言ゆいごんで始まった賞
  • 触媒しょくばい(しょくばい):自分は変わらずに反応を速める物質。例:過酸化水素水かさんかすいそすいに二酸化マンガンにさんかマンガン
Q触媒しょくばいの例として、理科の実験でよく出てくる組み合わせは?
おうちの人と話そう「すぐに役に立つか分からない研究」を国が応援することには、どんな意味があるかな?ヒントを見る
こんな考え方があるよ
  • 見みつかった当時とうじは、何に役立やくだつか分からない「基礎きそ研究」だった。すぐに答えが出なくても、未来みらいの発見のたねになる、という考え方。
  • 国のお金はみんなの税金ぜいきん。防災ぼうさいや福祉ふくしなど、ほかの使い道とのバランスも大事、という考え方。
  • インターネットも、もとは研究のために作られたしくみ。身の回りで「研究から生まれたもの」をさがしてみよう。
正解はないよ。自分はどう思うか、話してみよう

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