社会(地理・国際)入試に出るかも ★★★
2ホルムズ海峡をめぐって、アメリカとイランの話し合いが進まず
3行でいうと
- 中東のホルムズ海峡は、石油を運ぶ船が通る「世界の大切な通り道」。
- 今年2月末の戦闘のあと、船の通行が大きく減った。6月に戦闘を終える合意はできたが、話し合いはまだ続いている。
- 石油の多くを中東から輸入する日本にとっても大きな問題。
ホルムズ海峡は、ペルシャ湾とオマーン湾(その先のインド洋)をつなぐ、細い海の通り道です。まわりのサウジアラビアやUAEなどは石油がたくさんとれる国で、タンカーはこの海峡を通って世界へ向かいます。
今年2月末、アメリカ・イスラエルとイランとの間で戦闘が起き、海峡を通る船が大きく減りました。6月にアメリカとイランは戦闘を終える合意をしましたが、海峡の通り方などをめぐる話し合いは今もまとまっていません。今週、イラン側は「アメリカが条件をのまない限り封鎖を続ける」と主張し、アメリカ側は「石油の輸送はもとの水準に戻った」と反論しています。
日本はふだん、原油の約94%を中東から輸入しています。そのため今回、アメリカや中南米、アフリカなどからも買うようにして、輸入先を増やしてきました(「多角化」といいます)。ただ遠くから買うと運ぶお金がかかり、ガソリンなどの値段が上がりやすくなります。
おぼえておきたい言葉
Q日本の原油の輸入先、2025年の1位と2位は?
1位 アラブ首長国連邦(UAE)、2位 サウジアラビア。どちらもペルシャ湾に面した国です。
年によって1位と2位が入れかわることがあるので、最新の資料で確かめよう。
年によって1位と2位が入れかわることがあるので、最新の資料で確かめよう。
おうちの人と話そう家の中で「石油からできているもの」はいくつ見つかるかな?ヒントを見る
こんな考え方があるよ
- ペットボトル、レジ袋、ラップなどのプラスチック製品。
- 洋服のポリエステル、消しゴム、ボールペン、洗剤なども石油が原料のことが多い。
- 見つけたら「石油が届かなくなったら、くらしはどうなる?」まで話してみよう。